【「片付け」の三原則、暮らしの環を考える】
「片付けの三原則」に入る前にそもそもなぜ「片付けられない」人が多いのか?を考えてみましょう。
1.「片付け」とは何をすることでしょうか?
①片付けとは、元の場所に戻す作業(行為)である。
②片付けとは、暮らしの環全体の仕組みを作り、かつそれを維持しつづける作業(行為)である。
2.「元に戻す」ために必要な要素が三原則です。
片付けの三原則「定位置」「定量」「捨てる」
1)定位置 「元に戻すために、定位置が必要」と考える。
物の片付けられている(しまわれている)場所が定位置なのではなく、元に戻す場所・取り出す場所が定位置。
①大分類でまとめる
②動作をする場所にする
③ワンアクションで戻せるようにする
④フロー収納(一時置き場)も定位置として設定する。
2)定量 「まわせる量が、定量である」と考える。
「しまう場」と「使う場」を循環する物の量であり、もしその循環を止めたら、「しまう場」にすべて入る量である。
①「今使っている量」を「ちょうどいい量」とする
②ストックの基本は、「使いかけ+ストック1」
③「定量」=「枠を維持する」と考える
3)捨てる 「暮らしの環をまわすエンジン」と考える。
「買う」(または「もらう」)は自然な欲求としてなされるが、「捨てる」は欲求ではない動機が必要。
①「使えるけれど使わない物」を追い出す
②「使い切る」ルールを作る
③「買う」ことと対で考える
【捨てるための考え方11箇条】
第一条 とりあえず取っておくは禁句
例)お中元などのいただき物をそのままとりあえず取っておく。またはチラシなど
第二条 仮にはだめ、今決める
例)テーブルの上に後で整理しようという物が混在して山積みになっていく
第三条 いつかなんてこない
例)いつか使うかも?いつか必要になるかも?いつかいつかと言っているうちはこないままかも?
第四条 他人のとっても便利は私のじゃま
例)テレビCMなどで買った便利だと思った物、人から便利だと勧められたもの
第五条 聖域をつくらない
例)資料類、思い出の物、記念の物、子どもの物、アルバム
第六条 持っているモノはどんどん使う
例)物は使うためにある。どんどん使う。ただ持っているだけでなく使うことを考える。お客様用にとってある食器など
第七条 収納法・整理法で解決しようとしない
例)捨てるとは見える化をして管理をしやすくすること。多すぎる。持っている。物のすべてを綺麗に収納道具を使って納めても本当に管理できているかを考える。
第八条 これは捨てられるのでは?と考えてみる
例)目に入るすべての物を、もう一度よく見て本当に必要かどうか?さよならできないか?を考えてみる。
第九条 しまった!を恐れない
例)捨てて困るかもしれないと思う気持ちが物とのさよならを引きとめる。本当に困るものがどれだけあるかを考えてみる。
第十条 完璧を目指さない
例)共感する考えかたをできる範囲で実行していくこと、片付けていくことはずっと続いていくことだから
第十一条 もったいないで封印しない
例)物を処分することは確かに勿体ない事ですが、物を使わないことも勿体ないと考えてみる。
片付け術の達人である「こんまり」さんの言葉で「ときめく」「ときめかない」などの言葉もありましたが、
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