〜実家等を空き家にしないために〜
国土交通省では、国民の住意識の向上を図り、豊かな住生活を実現することを目的に、10月を「住生活月間」と定め、総合的な啓発活動を展開しています。
住まいのこと、空き家のこと、土地のこと、家族形態と暮らし方のことなど、多様な視点を持って住生活を考えてみませんか?
住生活月間には、全国各地で、対面するリアルな場とオンラインの双方による「住教育セミナー」イベントを開催しています。いずれも参加無料ですので、この機会にぜひお気軽にご参加ください。
自分の家だけは関係ない話?
いいえ、どの家も空き家予備群です。
【家族の変化と空き家の増加】
全国には約849万戸の空き家があるとされ、空き家となった住宅の取得原因は、相続が半数以上を占めています。
そもそも家や土地とは、親から子へ、そして孫へと先祖代々に受け継がれてきました。子や孫と一緒に住むことから、空き家にはならなかった。しかし、日本では1967年(昭和42年)には核家族という言葉が流行語になり、世帯構造に占める核家族率は1975年(昭和50年)には約64%と上昇してきました。
1989年(平成元年)には、「夫婦のみ」の世帯が約16%「夫婦と子」が約39%、一人親家庭が約5%、その後の2016年(平成28年)には、「夫婦のみ」が約23%「夫婦と子」が約29%、一人親家庭が約7%になり、世帯構造に占める核家族化は安定した推移ではあるが、その内訳とされる世帯類型に変化が見られ、「夫婦のみ」と「一人親家庭」世帯が増加する反面で、「夫婦と子」世帯は年々減少傾向にあります。
1975年(昭和50年)以降、単独世帯、特に高齢者の単独世帯が急増しており、これは東京一極集中や人口の都市化、転勤などの物理的な事情により、子ども世代が長寿化してきた親夫婦との同居が困難なっている現状を示しています。すなわち、一世代一軒の家を建てるようになってしまったのです。
3世代・2世代家族 → 家の跡継ぎがいなくなると空き家化
2世帯分離 → 親世代がいなくなると空き家化
夫婦と子ども → 子どもが帰ってこなければ空き家化
夫婦のみ → ◯年後に空き家化
一人暮らし → ◯年後に空き家化
【名護市においての住宅・住環境の現状】
人口・世帯数は増加傾向にありますが、近年の人口の伸びは鈍感傾向となっていて、全国的なトレンドを考えると、中長期的には、減少するものと思われます。
・一世帯当たりの人員は2.23人です。
・単独世帯や高齢者世帯が一貫して増加しており、高齢者単身世帯の増加も進んでいます。
・名護湾地区の屋部地域で人口増が著しく、農住集落域では人口が減少傾向にあります。
・平成30年の空き家率は14.9%となっています。
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相続って何をすればいいんだろう?解体費用っていくらぐらいかかるの?うちの実家も空き家になるかも?
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相続登記の義務化(令和6年4月1日施行)ご存知ですか? ご実家などの土地建物、お亡くなりになった両親や祖父母の名義のままになっていませんか?
相続権を取得したことを知った日から3年以内に登記申請をしなければ、10万円以下の過料が科せられます。
問い合わせ先:0980-43-9191(月〜土:10時〜18時)
合同会社城コーポレーション e-mailアドレス:info@gusuku-cop.com

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